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34件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2020-11-24 第203回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

例えば、もう今はそんな言葉すら使わなくなりましたが、昔は鋏状価格差というのがよく言われました。はさみ状価格差で、一定の途上国後進国、これからの国が工業貿易立国に向かうときには、第一次産品の価格というのは上がらないようにしっかりつくっていく。そして、工業製品は賃金がどんどんカーブを描いて上がるようにする。何が起こるかというと、そこの就労人口が大量に都市下工場地帯に移動をするわけです。  

郡司彰

1976-10-08 第78回国会 参議院 大蔵委員会 第2号

もっとも、これがいつまでも上がるわけではなくて、まだ日本からの輸出品が新しい物価体制にだんだんと調整されていきまして、これが薄められていくことと思うんでございますけれども、輸入物価水準輸出物価水準を比較してみますと、どうもやっぱり輸入物価水準が高くて、輸出物価水準が低いという鋏状価格差の中で日本経済があえいでいるわけでございますから、よほどの技術革新、向上、あるいはいろいろ経済的な措置がうまく措置

大平正芳

1976-05-21 第77回国会 衆議院 外務委員会 第11号

しかし、農産物工業製品との間の例の鋏状価格差と申しますか、シェーレの問題は大変むずかしい問題で、わが国内でも農業と非農業との間の格差の問題として、大変むずかしい問題を生じておりますことからおわかりのとおり、なかなかこれはむずかしい問題で、よほど真剣に、また各国が意識を統一して研究しなければならない問題ではないか、こんなふうに私は考えております。

塩崎潤

1958-07-08 第29回国会 衆議院 本会議 第14号

不況時には、鋏状価格差の激化によって、農産物価が低落の方向に追いやられるのでありますが、すでにこの傾向は春以来の繭糸価格の暴落となって現われ、これが応急対策の一環として繭糸価格安定臨時措置法案が成立を見たわけでありますが、これとても春蚕対策が中心であり、今後、夏秋蚕対策、さらには蚕糸業恒久対策については、ほど遠いものであり、速急に具体的施策の用意が必要とされておるのであります。  

芳賀貢

1958-02-14 第28回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

しかしながら今の鋏状価格差といいますか、開きが非常に大きくなるということは避けなくてはならぬと同時に、そういう開きはあっても、やはり農山漁村民生活水準を上げていくということは必要だと思います。これを下げていってこう開くのでなくて、上げていけば、相当の開きはあっても、業態からいっていたし方ないと考えております。

赤城宗徳

1958-02-14 第28回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

この点私は、この予算面あるいは五カ年経済計画等によりました程度では、農村都市開きをできるだけ縮めるという意図はございますけれども、この開きをなくしていく、あるいは逆に言うたならば、むしろ開きがますます大になろうという鋏状価格差を何とか食い止めようというくらいな消極的なものしか出ていないのじゃないかということを心配いたします。

永山忠則

1952-05-08 第13回国会 衆議院 本会議 第39号

(拍手)かかる価格政策によつては、国内における麦類政府が期待するように増産に導くことはとうてい不可能なことはもちろんでありまして、政府の企図いたしておりまする麦類の対米比価切下げによつて鋏状価格差を一層増大せしめ、かくして麦類統制撤廃は、流通混乱農民経済窮乏化拍車を加える結果となることは明白であります。

足鹿覺

1951-11-01 第12回国会 参議院 農林委員会 第7号

第四には、今回の運賃値上げの結果冒頭に申上げました通り、従来とも不均衡のあつた諸物価の動きに対して、農業部門においては更に農家の消費する生産資材及び生活資材価格が勢い上昇いたしまして、農業生産者にとつては買うものは高く、売るものは安いという、いわゆる鋏状価格差の拡大を現わして、農家経済を一層困窮に陷れ、又そのために農業生産者生産意欲を喪失せしめる結果となつて農業生産者に重大な影響を来しはしないかということを

神戸兵衞

1951-10-22 第12回国会 参議院 本会議 第8号

他方におきましては農村における生活並びに生産資材が漸次国際価格に鞘寄せされるから、いわゆる鋏状価格差が大きくなる。こういうような状況においては、農家経営は不安定である。このような不安定をなくするためには、むしろ統制を若干合理化して、そうしてこれに対しましては二重価格制度を作るべきである。こういうお考えのようであります。

根本龍太郎

1951-05-28 第10回国会 衆議院 内閣委員会 第18号

すなわち政府の一貫した農業政策、低米価、重税、あるいは高い工業生産物価鋏状価格差の問題、それらに加えまして、北海道の特殊的な気候、土質から来るハンディキヤツプを考えましたならば、開拓民生活擁護のためのもつと根本的な政策がない限り、開拓民生活はとうてい保障されないようにできていると思うのであります。

池田峯雄

1951-05-26 第10回国会 衆議院 水産委員会 第36号

本請願の要旨は、打続く漁業用資材の値上りにより魚価との、いわゆる鋏状価格差はますます激化し、漁業なかんずく沿岸漁業は崩壊の危機に直面し、三百万沿岸漁民は生死の問題に直面している。この沿岸漁民危機を打開するには、経営合理化等漁民の自走的対策も必要ではあるが、今日漁民自主的対策のみでは到底不可能であり、資材価格の高騰を抑制する財務的措置が要望されている。

鈴木善幸

1951-05-24 第10回国会 衆議院 水産委員会 第35号

そこで先ほど大臣がおつしやいました、どうしても必要な面については、自分としても十分考えてやろうという御答弁でありましたから、申し上げるのでありますが、大体制度改革の第一年度におきましては、漁業協同化合理化、あるいは内水面漁業制度改革資金及び現在費材が高いのに魚価が低落いたしておりまして、鋏状価格差で、漁業者は非常に経営に困難を感じておるという面も考えまして、それらの共同施設の整備というようなこと

鈴木善幸

1951-05-18 第10回国会 衆議院 農林委員会 第36号

になつてもやむを得ないという御方針であるか、それとも農家経済の面から見て、現在の価格を基準にして、過去においてとりましたように、たとえば電力が上りました場合において、電力大口消費者であるところの肥料工業、特に硫安工業に対しましては特別価格を設定する、そういう過去においてとりましたような施策をおとりになつて、どこまでも肥料価格は、現状において農家経済の面とにらみ合せて——先ほど申し上げましたように、農家経済鋏状価格差

河野謙三

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